タクシー運転手に暴行した容疑で逮捕された元日本代表・前園真聖、ブーツを窃盗した疑いで逮捕された現役Jリーガー・後藤涼と、サッカー関係者の事件が世間を騒がせているが、それはお隣韓国でも同様のようだ。
現地メディアによると、かつて大宮アルディージャでプレーし、現在、仁川ユナイテッドに所属している元韓国代表イ・チョンスが、Kリーグから永久除名される可能性があるのだという。
今月13日、イ・チョンスは練習を終えた後に訪れた居酒屋で酒に酔い、客に対する暴行と器物損壊をした疑いで警察から事情聴取を受けていた。この件に関しては、現地の報道ではイ・チョンスと被害者との間ではすでに示談が成立しているとされている。
しかしこれを重く見たクラブと韓国のサッカー連盟が、何らかの処分を下すのではないかというものである。イ・チョンスには前科があり、過去にも暴行事件を起こしていることから、永久除名の可能性もあるのではないかと報道されている。
奇しくも、ほぼ同じタイミングで飲酒による暴行事件として騒がせた元日本代表・前園真聖氏は、すでに謝罪会見を開き、タクシー運転手とも和解したことで、事態も収束を迎えている。一方のイ・チョンスの去就はこれから。長く韓国代表でも活躍していたこともあり、日本での知名度が高いイ・チョンスだけに、注目が集まりそうだ。
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