「攻撃の課題が深刻になってきたなという印象」
ベラルーシ戦は前半終了間際、左サイドチェンジからタメを作られ、それを戻されたところから豪快ミドル弾を決められた。
「守備のラインコントロールや攻守の切り替えなどは高めていかなければいけないし、コミュニケーションを取ってもっとバランスのいい守備をするようにしたい。ただ、2戦やって得点ゼロというのは、それ以上に大きな課題だった。今回は自分たちで考えすぎていたというのもあって、攻撃の課題が深刻になってきたなという印象が強いです。
相手も分厚い守備をしていて、ただゴール前にいるだけじゃなくて、ボールに対してしっかりプレッシャーをかけていた。1人ひとりの守備能力が高かったし、スペースを見つけるのは厳しいと後ろから見ていても感じました。
そうなるとボランチからもいいボールを供給できないし、引っかけられてカウンターが多くなる。前に入った時も取られる回数が多かったですよね。やっぱり日本はチームとしてうまくビルドアップしなくちゃなんない。
僕が参加できる時はしないといけないですね。いい時の日本代表はパスコースが何個もある。前線の選手たちも技術が高いから、なかなか相手に取られないけど、今回は流れが悪かったと思います」