先制後、流れを掴んだマンチェスターU
19日に行われたプレミアリーグ第8節マンチェスター・ユナイテッド対サウサンプトンは1-1の引き分けで試合終了した。
試合はサウサンプトンペースでスタートする。序盤は、サウサンプトンの高い位置からのプレスが機能したのもあり、マンチェスターUはボールをうまくポゼッションできなかった。
結果、低い位置でパスミスをしてピンチを招くシーンもあったが、この日スタメンだったフィル・ジョーンズ、ジョニー・エバンズのセンターバックのコンビを中心にしっかりと守り、決定的なチャンスは作られずにいた。
サウサンプトンペースを耐えきると26分、マイケル・キャリックのサイドチェンジをハーフライン付近で受けたアドナン・ヤヌザイが、裏のスペースにスルーパスを出す。そのパスにルーニーが反応し、ギリギリオフサイドなく飛び出すことに成功。
GKとフリーで一対一になるものの、シュートはサウサンプトンGKのアルトゥール・ボルツに阻まれる。だが、そのこぼれ球をロビン・ファン・ペルシーがしっかりと流し込み、マンチェスターUが先制に成功する。
続けて28分には、右サイドのナニのクロスを受けたルーニーがフリーでシュートを放つ。そのシュートはバーに嫌われて追加点を決めることができないものの、流れはマンチェスターUに傾き始めた。
結局1-0のまま前半を折り返すが、後半も堅守をベースにマンチェスターUがいくつかのチャンスを演出する。63分のコーナッキックのシーンでは、ルーニーのクロスをファン・ペルシーがヘッドで合わせる。しかし、またもやバーに直撃し追加点を奪えない。