「結果が出てないんで、課題の方が多いのが現状」
セルビア戦の反省を踏まえ、チーム全体で話し合いをして挑んだベラルーシ戦は序盤こそ勢いはあったものの、それ以降は日本の勢いがトーンダウンしてしまった。失点した時間帯も細かいパスをカットされてカウンターを受けることが多かった。そこに対しては川島も反省している。
「あの時間帯は少し細かくやりすぎてボールを失ったシーンもありましたし、フリーで持たれたら相手が強ければ強いほど(フィニッシュの)精度は高くなる。ああいうところは絶対にフリーでやらせないことが大事になってきます。
アウェーでのゲームは日本で戦う時と雰囲気が全く違う。そういう環境下で自分たちがどういうサッカーをやるのか、どういうものを求めていくのかは今回、イメージはできたと思う。だけど、とにかく結果が出てないんで、課題の方が多いのが現状ですよね。そこをハッキリさせて、11月のゲームに臨んでいく必要があると思います。
次の相手(オランダ・ベルギー)はワールドカップに出る強豪ですし。そういう相手と戦うことが自分たちの力につながっていく。自分ちの進むべき道を明確に持ちながら進んでいきたいと思います」と彼は今回の屈辱的敗戦を糧にする重要性を改めて強調した。