今夏あれほど「地上波露出があ…」と嘆いていたのはJリーグ当局だが、有力で確実な方法が一つある。
キングカズがゴールを決めることだ。
今季のJ2第22節、横浜FCのキングカズこと三浦知良選手は、試合開始17秒という電光石火のゴールで先制点をゲット。チームを3-1の勝利に導いた。
このゴールは自身の持つJリーグ最年長ゴール記録をさらに更新する、46歳4ヵ月7日という年齢での大記録。FIFA公式ホームページもすぐさまカズの祝砲を伝えていた。
そしてこの日の夜、日本のキー局のスポーツニュースの冒頭は、まさにカズゴール一色となった。
カズ! カズ! カズ! の嵐。そして翌朝の各局のスポーツニュースの冒頭でもこの快挙が伝えられた。まさに、キングここにあり! という状態だったのだ。
もちろん真剣勝負の舞台だ。ゴールを決められるか否かはカズの実力次第だが、カズがゴールを決めればお茶の間が沸く。日本が沸く。
時代を超えて日本サッカーを救う男、キングカズ。
今季のJ2も残り6試合。今季ここまでのカズは、15試合に出場して663分プレー、1得点。現在5試合連続で先発出場中のカズが今後も出場する可能性は大いにある。
カズのゴールに期待しよう。
【了】
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