ちょっと不思議な日本通の団体も
あまり暗いイメージばかりでは何なので、ベラルーシの誇る「ビャウォヴィエジャの森」を紹介しておこう。
ビャウォヴィエジャの森は、ポーランドとベラルーシの国境にまたがる巨大な原生林で、ユネスコの世界遺産(自然遺産)にも登録されている。
古くから王族の狩猟地だったため、自然がほぼ手つかずのまま残されている。樹齢500年以上の樫の木や、多種多様な野生動物や植物が、静かな時を刻んでいる。
著名な画家、マルク・シャガールを生んだ神秘の国の神秘のサッカーに惑わされず、しっかり勝って、次のオランダ戦(たぶんベルギー戦も)に臨み、ブラジル本大会につなげたいものである。
なお、ベラルーシの日本通の団体『東洋伝統文化協会葉隠』というがミンスクにあるのだが、オフィシャルホームページに日本戦のインフォメーションを出している。
そこには、緑のピッチに甲冑を着た武士が描かれており、文中には太字で「”Ура” или “Бандзай”!?」とある。
これは、「乾杯もしくは万歳」という意味になるのだが、スタジアムでいきなり「乾杯!」とか「万歳!」とか言ってきたら、それは東洋伝統文化協会葉隠の人かもしれない(笑)。
【了】