“ゴールデンエイジ”を作るための“ゴールデンエイジ”
Jリーグには真似してみたくなるようなプレー、上手くなるためのいろいろなヒントが詰まっている。もっと上手くなってあの舞台に立ちたいという気持ちも芽生えるかもしれない。J1でもJ2でも構わない。ぜひ一度プロの試合を生で観て、自分のサッカーにいかせるところがないか探してみて欲しい。
“ゴールデンエイジ”ではサッカーを「やる」だけでなく「観る」そして「考える」、「想像(イメージ)する」ことも成長の重要な要素なのである。
本来“ゴールデンエイジ”=“10~12歳頃という年代”の意味するものとは何なのか。それは「土台作り」ということではないだろうか。“ゴールデンエイジ”という年代にどれだけ沢山のことにチャレンジし、より強く、そして広い土台を作れるか。つまり、“ゴールデンエイジ”(年代)は“ゴールデンエイジ”(世代)のためにある。
将来的にスペインやドイツのように世界レベルの才能を継続してトップレベルへ送り出すためには、子供たちの努力以上に大人たちがいかに子供たちがサッカーを最大限楽しめる環境を作るかが重要である。
これからは大人たちも学ぶ姿勢を忘れず、常に上を見て日本サッカーの未来のために自分には何ができるかを考えていきたい。日本がW杯で優勝するその日を目指して。
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提供:徹マガインディーズ