「失点を減らすことをより真剣に考えないといけない」
「1点取られた後、2点目取られたら終わりだと思ってたんで、踏ん張りたいなと思ってたんですけど、カウンターから取られた。試合運び的には向こうの方がうまかった。2点目を取られる間にまた僕らがチャンスを作れればもっとよかったなと思いますね。
やっぱり、もっとシュート打たないとチャンスが生まれてこないですね。チャレンジして失敗する方がポゼッションの中で取られてカウンターを食らうよりはチャンスにもつながると思うし、仮にうまくいかなくてもカウンターを受けることが少ないので。シュートはより意識した方がいいかなと思います」
2014年ブラジルワールドカップ出場を逃した国に敗れたという事実は重い。
吉田も「守備陣がもっと我慢しないと。1~2点取られてしまうと3点取るのは難しくなる。失点を減らすことをより真剣に考えないといけない」と自戒を込めて強調した。それでも自分自身のパフォーマンスには少なからず手ごたえも感じた様子だ。
最後に吉田は「予想してたよりはよかったです。体も動いたし、コンディション的には悪くないと思います」と前向きなコメントを残した。とはいえまだ課題も多い。15日のベラルーシ戦ではこの状態を上回るような仕事ぶりを見せることが肝要だ。次こそ無失点で90分戦い抜き、ブラジル本大会への希望を見出してほしい。
【了】
関連リンク
セルビアに惨敗。基本出来てないザックジャパン、弱者であることを認識せよ【どこよりも早い採点】
W杯ベスト16進出に黄信号? セルビア戦に敗れたザックジャパンに漂う閉塞感の理由に迫る
吉田麻也、中学生で親元を離れ、自分自身を磨き上げた「大人のフットボーラー」