W杯ベスト16を狙うためには、勝ち点が必要な相手
コンフェデレーションズカップとウルグアイ戦は、グループリーグのトップシード相当なのでベスト8へのテストだった。
トップシードには勝てなくてもグループリーグを2位で突破することはできる。前回のガーナと今回のセルビアは、グループで同居する可能性の高いアフリカと欧州中堅国レベル、ここは勝つか少なくとも引き分けが必要な相手といえる。
セルビアに0-2で敗れたのは、ベスト16進出にイエローランプが点滅したといえる結果である。
ザッケローニ監督の試合後の第一声は「良いところも悪いところも出た」だったが、内容はまさにそのとおりだった。決して日本の出来がこれまでと比べて悪かったわけではなく、これまでとほぼ同じレベルのプレーをしてこういう結果になった。
それだけにショックも大きいかもしれない。すでにメンバーもプレースタイルも固まっていて、それほど伸びしろの残っていないチームだけに閉塞感が出てくるからだ。ただし、繰り返すが日本のプレーが悪かったわけではない。
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