話題を呼んだバジャドリー戦の“ダイブ”と判定
ネイマールへのバッシングが本格的に始まった。
先日、ホームで行われたスペインリーグ第8節、FCバルセロナ対バジャドリー戦(4-1でバルサが勝利)で、ネイマールがエリア内でファウルを受けたが、主審がペナルティと判断せず、PKをとらなかった件が恐ろしく話題になっている。
恐ろしく、という表現は、大げさでもなんでもなく、本当に毎日、テレビ番組で、各局のスポーツニュースで、討論番組で、ラジオ番組で、そして各地で行われる記者会見場で、話題に上っているのだ。
論点になっているのは、「ネイマールがわざとPKを要請するために演技したか」どうかだ。実は、ネイマールが故意にいつも大げさに倒れては、主審にファウルを要請する、ブラジル時代からのクセが欧州に来ても抜けていない、という非難の声が先週あたりから、多くあがるようになってきた。
複数の討論番組が「ネイマールのあれは意図的だったか」と番組内で緊急アンケートをとり、75%以上がイエスの解答を得た番組もあった。言わずと知れた“マドリーサイド”からである。
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