小学生が驚愕したプロの実力
というわけで、ここで大久保選手が実際にシュートを打って、そのスピードを測定することに。先生からの「大久保選手のシュートの速さ、どのくらいだと思う?」の問いかけには「時速30~50キロの間」という回答で生徒からは多くの手があった。そして結果はというと……
測定は…時速23キロ!? いや、これはもちろん計測ミス。実際には時速103キロだった。自分たちが考えているよりも遥かに速いプロのシュートスピードに生徒達はただただ驚いていた様子。
一方、棗選手のクラスでは50メートル走競争が行われた。競争した小学生からは「めっちゃはぇー」、「はやっ!」などの声が。もちろんこれも算数の問題。棗選手のタイムは6秒39。
このデータと自分のデータをもとに、棗選手と同時にゴールするためにはどれだけのハンデをもらえればいいのか計算をするのだ。
「道のり」「時間」「速さ」という、いわゆる「は(速さ)・じ(時間)・き(距離)」の問題。懐かしい。その後、同時にゴールする為に何本も50メートルを全力で走っていた棗選手。終盤は、さすがにヘトヘトになっていたようだった。
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