ラモス・ジャパンは世界を驚かすことが出来るか？
しかし、そうしたテクニカルな持ち味を発揮させない術は日本の選手たちも十分心得ている。第1回から出場する河原塚毅は「当初はブラジルが頭2つぐらい抜けていたけど、今は接近している。ブラジルの長所を出させない様に戦えばチャンスはあると思う」と分析している。
16得点をあげているブラジルだが、6失点の守備は十分に付け入る余地がありそうだ。コートジボワール戦で初得点をあげたピヴォの山内はこれまで「全てのブラジル戦で得点をあげている。個人的には良い思い出しか無い」と自信を持つ。5番のダニエルは一発でボールを奪いに来る傾向があるため、山内がうまくかわせれば得点チャンスが出てくる。
尾田は負傷でコートジボワール戦に続き欠場が濃厚で、牧野と小牧は出場停止となるが、「選手たちは彼らの分までやってもらわないといけない。胸を借りるつもりはない」とラモス監督。ブラジルを破ってのベスト4となれば、ビーチサッカー界のみならず、世界のフットボールファンに衝撃を与えるはずだ。
サムライたちが砂上で1つになれば、新たに歴史が動く。
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◎準々決勝 ブラジル×日本 9月26日10：50～（日本時間、フジテレビNEXT）
