「味方の分まで余分に走る姿勢を見せる」
――ではウイニングメンタリティを知る大儀見選手は、周りに影響を与えていきたいと考えているんですか?
「そこは影響を与えていきたいです。与えていかなきゃいけないと思っています。自分一人で出来ることはそんなに大きくはないですけど、その中でもいい影響を短い時間で与えていけるればと。取り組む姿勢だったり、コミュニケーションの部分でもそうですけど、ドンドンみせていかなきゃいけないと感じています」
――周りに影響を与えていく上でのアイディアはありますか?
「自分の中では、練習でも全力を出して挑んでいる姿であったり、試合では勝っているときでも、負けているときでも、自分のやるべきことをやり通す姿勢をみせていきたいです。どうしても周りがみんなどこかサボってしまったりするところを、走るだとか。
味方の分まで余分に走る姿勢を見せて、気づきを与えていけたらなって思っています。言葉で言っても自分で気づかないと変えていけない。そういう発見っていうのを多く出来るような、環境にしていきたい」
――そういう姿勢は先輩から学んできたんですか?
「日本にいた若い時は、先輩の姿をみてはやってきたので、そこから学んできたことっていうのはすごく大きかったです」
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