「シーズン通して怪我しないでプレーするのは難しい」
――タックルの文化を感じましたか?
「そうですね。他のチームとやった時に感じました。やっぱり相手選手は危険を察知すると、構わずにタックルにくる。ファールでもタックルにくるし、そういうのはドイツになかったので、(タックルの文化は)こっちのほうがあります。ドイツはあまり危ないタックルというのはしないんで、正当なチャージが多い。そのへんはわきまえているというか…」
――では、いかに怪我をしないかも大切になってきますね。
「本当に、ここではそれが大切だと思います」
――怪我しないように心がけているプレーはありますか?
「すごく危険なタックルが多いなって思ったんで、その危険なタックルに合わないボールコントロールだったり、そのポジショニングだったりを掴んでいかないと、シーズン通して怪我しないでプレーするのは難しいなって感じます。
ドイツにいた時もフィジカルでなかなか最初勝てない部分があったんで、そのへんをずっと意識して、いかに当たらないでボールを受けて、自分が優位に立てるのかっていうのをずっと意識してやっていました。
それが徐々に掴めてきたので、イングランドではさらにスピード感があがっている中で、そのプレーが出来るように意識してやっていけばさらに、一段階上のプレーに成長出来るのかなってすごく感じています。
あとは、止まっちゃうと、完全に足ごともってかれちゃう。なのにファールにならない。そうなると自分のプレーがいきないから、止まっての体をはるプレーやりたくないし。ファールの基準っていうのもこっち違うから、それに見合ったプレーをしていかないとなって思います」
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