チェアマンの欠席を許していいのか
そして非常に残念なことがあった。
大東和美チェアマンが記者会見を欠席したのだ。タイのチェアマンが来日しており、会う予定があったのだという。タイの要人は当日帰国するので、この日しか会えなかった、という説明だった。
チェアマン同士のトップ会談は今日、決まったことなのだろうか? 17日の重要な記者会見は今日行うことを決定したのだろうか?
無論、スケジュール調整が難しいことは承知している。東南アジアへの戦略がJリーグの未来を考えた上で重要であることも同様だ。が、しかしだ。今、ファン・サポーターと向き合わず、一体いつ向き合うのか。それくらい重要な案件であるはずだ。
当日はテレビ局も取材に来ていた。ポストシーズンを導入し、地上波放送による一般層への訴えかけというメリットを説明しておきながら、カメラのある場になぜ登場しないのか。
これが、この先サポーターに理解を求めていく立場として適切な姿勢だろうか。まずはそこから変わっていって欲しいと切に願う。
どんなことがあってもサポーターはスタジアムに足を運ぶ。そのような無償の愛に甘え過ぎてはいけない。
【了】