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編集日記 11年前

オシムが語る「世界の潮流と日本サッカー」【サッカー批評issue64】

text by 森哲也 photo by Yukihiko Kimura

阿部勇樹にもう少し運動量があれば今でもイングランドで活躍していた

 今回のインタビューでは本田圭佑や香川真司など海外でプレーする日本人選手についても聞いているのですが、非常に示唆に富む言葉で語ってくれています。また、かつて自身が提唱した「日本化」について回想する部分では、浦和でプレーする阿部勇樹と鈴木啓太について「阿部にもう少し運動量があれば今でもイングランドで活躍していたと思う。(中略)対照的に啓太にもう少し技術があれば、彼もまた世界への道が開けたと思う」と振り返っています。

 ちなみにオシム氏はいまのJリーグをユーロスポーツで見ていると言い、「大宮の躍進を支えるハードワークは良い。(中略)広島のスタイルにも興味を持っている」と語っています。

 Jリーグのファンにも必読の内容になっていますので、ぜひ本誌最新号をご一読ください。

【了】

『サッカー批評issue64 サッカーメディアを疑え!』
定価1,200 円

サッカー批評issue64 サッカーメディアを疑え!
■[スペシャル・インタビュー] 木村元彦
イビツァ・オシム 世界の潮流と日本サッカー
「ここまでザッケローニが導いてきた方向性は決して間違っていない」
■『サッカー批評』を疑え! 森哲也
本誌編集長の懺悔録
■木之本興三が語る真実のJリーグ史 宇都宮徹壱
「命が終わるまでに、本当の事を残しておきたかった」など

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