モイーズ監督により起用方針はまだ見えず
移籍期限最終日には複数の有力メディアがネット上のテキスト速報で各クラブの最新情報を提供した。興味深かったのはユナイテッドのファンの中では香川を支持する声が多かったこと。
「創造力のあるMFが必要だというが、チームにはその選手はすでに在籍している。香川だ」
「中盤のてこ入れが必要だが、なぜ香川を起用しないのか理解できない」
少なくとも香川への期待は依然として高い。しかし、選手の起用を決めるのはファンでもなければ、メディアでもない。唯一の人物はモイーズ監督だけだ。
指揮官の起用方法はまだ見えてこないのが現実だ。「今後は使っていく」という発言はあったが、当然ながら詳細には言及していない。一方のチームは開幕戦こそ4得点を挙げたが、その後の2試合は無得点。
チェルシー、リバプールという堅実な守備をするチームが相手あったとはいえ、前線での連係などには見るべき点は少なかった。フェライニの加入の結果、近い将来は出場機会が限定される可能性を否定できない。しかし、香川の付け込む余地が少ないわけではない。
9月上旬の代表戦が終わり、チャンピオンズリーグも開始となり、クラブでの戦いが本格化する。本人も実感しているようだが、香川にとっても一つの正念場が訪れそうだ。
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