「サッカーは攻撃か守備しかない」
結果的に3-1で勝利し、本田の中では相手を圧倒できたという印象を持てたという。
「失点に関しては非常に不運な部分もあったんで、どう評価していいか分からないですけど、終始危ない場面はあまりなかったと記憶してます。ただ、あの身体能力にちょっと嫌なアイディアを出す選手がもう1人2人いれば、今日みたいな内容でもチャンスを作られてたかもしれない。
まあでもそこは話してもしょうがないし、今日に関しては非常によかったんじゃないかと思います。
正直、僕は今、どうしてこんなに守備の話をクローズアップしているか分からないんです。サッカーは攻撃か守備しかないですから。
攻撃的なスタイルを自分が以前から口にしているのは、日本が自陣に人数をかけて守るより、運動量という日本の長所を生かして相手を休ませることなく、相手がボールを持った時点でプレスをかけにいくことで、もう1度ボールポゼッションをしたいと。攻撃的に行くことでより高い確率で失点を許さなくなると思っているんで。
僕らは世界に近づいてる。あとはいかに勝つかだと思いますね」と本田はガーナ戦を通して見えた収穫と課題、そして今後の進むべき道を矢継ぎ早に口にした。