バックアップは存在感を示したが3-4-3は…
森重は安定したプレーを見せた。セットプレーでの高さもあり、今野のバックアップとしては十分なプレーぶりだったと思う。Jリーグで好調の大迫も存在感を示した。
工藤は得点をあげて勝負強いところを示し、青山は守備面でチームのやり方にフィットしていない部分はあったもののボールを持ったときは良いプレーをした。いずれも先発起用されるほどではないにしても、バックアップの層は厚くなってきたといえる。
柿谷は本田、香川とのコンビネーションも良く、感覚を共有できるこの3人が攻撃の核になる可能性は感じさせた。ただし、柿谷自身はミスも多く、3人の中央突破も上手さを見せるにとどまった感はある。もう少し時間が必要かもしれない。
最後の10分間ほどは3-4-3を使った。しかし、予定した選手を起用する以上の意図は感じられなかった。3-4-3の機能性をテストしたのだとすれば、相変わらず不発といわざるをえない。
楽々とサイドチェンジを許してしまっていたし、攻撃でもクサビがみえみえでカットされたりと、このシステムを使うメリットが表れていない。
次のガーナ戦は日本の力が試される。明確に対策が必要な強豪国とは違うので、日本は従来のメンバーとやり方でプレーして真価を問うことになる。
【了】
関連リンク
フットボールサミット第8回 本田圭佑という哲学 世界のHONDAになる日
サッカー戦術サミット 一流フットボーラーがリアルに語る「個」の戦術論