キャプテンは課題をどう克服したいと考えているのか?
「今回だけでなく9月10月11月と約1週間ちょっと、8日間、9日間くらい3カ月連続で代表で集まれる時間があるんで、今回もちろん大事ですけど、その3カ月を大事な時間にいろんなことにチャレンジしてやっていきたいと思います。
とはいえ、点を取られているから何かを大きく変えるってことではなく、今までのやり方の中でできなかったことを修正するのが第一ですね。
チャレンジ&カバーだったり、ボランチのところでセカンドボールをしっかり拾うことであったり、そういう基本的なところをもう1回やり直していきたい。しっかり原点に返るというか、自分たちのいい時のサッカーをみんなで確かめ合ってやりたいですね」
6日の相手・グアテマラは2014年ブラジルW杯北中米・カリブ海予選で敗退し、新チームへの切り替えを図っているところだ。今回の来日メンバーは全て国内組。指揮を執るモラレス監督もあくまで暫定的な立場だという。
そういう相手だけに、ウルグアイ戦のように攻め込まれる場面は少ないだろう。だからこそ、失点をゼロに抑え、いい形で勝利することが必要不可欠になってくる。
「コンフェデでやった相手やウルグアイとは多少なりともチーム力が違うと思いますし、スアレスみたいな強力な選手はいないかもしれない。だけど、超トップじゃないにしてもテクニックがあるチーム。ビデオを見ていてもかわすうまさは感じました。
プレッシャーに行く場所だとかタイミングを考えてやりたいと思います。どういう相手でも自分たちがやることは変わらないんで、しっかりとリスクマネージメントしながら戦いたいです」
ここ最近は停滞感が少なからずあった長谷部だが、移籍という大きな出来事を経て、新たな一面を見せてくれるのか。キャプテンのパフォーマンスに大きな期待を寄せたい。
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