「チームを勝たせられなかったのは僕の責任」
9月6日のグアテマラ戦はセレッソ大阪のホーム・長居スタジアムでの試合。柿谷曜一朗にとっては是が非でもピッチに立ちたい一戦のはずだ。
同じ会場で行われた先週末31日の川崎フロンターレ戦では、自らが「神」とあがめる先輩・大久保嘉人との直接対決に燃えていたが、シュート6本を放ちながら無得点。チームも3試合連続ドローに終わっただけに、その悔しさを次なる代表戦にぶつけたい気持ちは強いだろう。
「孤立しようがしまいが、前にいる僕が点を取れたら勝てる。チームを勝たせられなかったのは僕の責任。自分がしっかりシュートを枠に入れることだけだと思います。喋っていても入るようにはならないんで、ピッチで結果を出さないとダメですね。
これから代表? それはそれでまた切り替えてやらないといけないんで。次こそ点を取れるように頑張ります」と彼は厳しい言葉を矢継ぎ早に吐き出し、奮起を期していた。
7月の東アジアカップで2試合3得点をマークし、一躍1トップ争いの主役に躍り出た柿谷だったが、ウルグアイ戦では結果を出せず、自らの存在感を確立できなかった。グアテマラ戦でのポジションは、当然ながら保証されているわけではない。