鈴木社長「監督は早く決めたい」

――こういうタイミングで監督交代の決断をするということ、チームから監督への不満が出た時に監督を交代するのは、悪しき前例にならないでしょうか。

「私達が監督やコーチを決める時に見通しをどうするか、でしょうね。だから見通しが甘かったですね、と言われましたよね。だから見通しが甘くならないように、いろんな部分をしっかりリサーチをしていかないとダメだと思います。悪しき慣行にしていかないとダメだと思っています。それよりも大事なことは、最初の見立ての時にしっかりするということです」

――小倉TD(テクニカル・ダイレクター)が仮に監督になったとしたら？

「一人の候補者として名前が挙がっています。TDになって、練習の部分ではコーチではないので何もできなくなってしまった。最終的に難しいところが出てきたので、こういう結果になってしまったのかなと思います。監督は早めに決めたいです」

――ノヴァコヴィッチやズラタン選手は監督がいたからというわけではありませんが、この交代で今後どうなっていくのでしょうか。

「強化部長やGMに聞くと、結構淡々としているそうです。ヨーロッパでは1シーズンで2回くらい監督が変わったりするので。こういったことはどこでもあることだよ、と言っていたそうです。監督から代わったから出たいとか言っていないそうです」