『サカつく』コアファン、橘ゆりかも絶賛
橘の感想には『サカつく』のゲーム性が凝縮されていた。
「育成もRPGも長く遊べるゲームは好きです。試合に出すごとに選手のレベルが上がっていくところが面白いですね。最初は勝てないんですよ。勝てない、勝てない、という状態が続いて、資金源がやばい(笑)ことになるんですけれども、勝つとお金が億単位で入ってくるので。一試合勝つと嬉しいですね。みんなよくやった、という。
お店も自分で建てられるから、そっちの収入もある。そういうことも考えられる阿久根社長(FC東京)はすごいなと思いました。レポーターという仕事柄、このキャラクターは現実のクラブハウスで言うとこの人だな、ということがわかるので、親近感がわきますね。選手の方もリアルにお風呂が好きなので、入浴させたいと思い、これからサウナを建てるところなんですよ」
サッカーを知れば知るほど面白く、言い換えれば『サカつく』をやればやるほどサッカーを知ることができる。そんな様子が、橘の素直な言葉から伝わってくる。
最後に余談。その橘ゆりかのインタビューに応えていたゴン中山、抜群の呼吸で唐突にバン、と背景の企業ロゴボードを叩き「サカつく!」と絶叫。「ちょいちょい挟んでいくから」と、短い問答の間に三回以上は叫んでいた。
やはりこの熱さは貴重。せがた三四郎以来の突出したセガイメージキャラクターとなるかもしれないと、期待は高まる。
【了】