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長友佑都 11年前

半月板損傷から完全復帰。長友佑都が語る手術回避の真相

text by 神尾光臣 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「今は感謝しかない」

「問題ない」と語る長友だが、ウディネーゼ戦では2-5と完敗。自身も2失点に絡んでしまった。

 膝への影響は? そして自身を支えてくれた人々へ今、何を思うのか?

――接触した時に(膝を)かばった事などは?

「試合に出る以上は関係なくやっているんで、そこはもう問題ありません」

――今日は2失点に絡んでしまいました。

「失点に関しては、キーパーとのコミュニケーションに問題があったと思います。

 ただ、5失点も喰らってて、DFなんで、その2失点だけじゃなくて、全ての部分に責任はあると思います。

 まあでも、苦しいチーム状況の中で、チームのみんなは良く闘ったし、みんなには感謝したいなと思いますね」

――クラブが長友選手の意思を尊重してくれたことにも感謝していますか?

「もう僕は全てに感謝しかないなと思っています。今本当に、僕はこの感謝の気持ちを自分の中でなくなった時に、僕は選手としても、人間としても終わるんだろうなということを凄い感じています。

 本当にチームメイトだったり、ドクターだったり、監督もそうだし、会長もそうだし、全ての人たちをリスペクトしています。

 ここまでしてくれたというのは、本当に感謝の気持ちだけですね」

【了】

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