最も緊張感のある試合はドルトムント対マラガか
パリ・サンジェルマン対バルセロナは、PSGのホームでの初戦を2-2で終えた。この場合、データ上は上から12番目[2-2]となるため、初戦をホームで迎えたチームの過去成績は2勝9敗。PSGの勝率は18%となり、バルセロナが圧倒的に有利だ。
しかし、PSGは試合終了間際のゴールで1-2から同点に追いついた。勝利が絶対条件であることに変わりはないが、マチュイディの得点がなければ1-0でも勝ち抜け条件には満たなかったため、精神的には“盛り返した”感はあるのではないか。
バイエルン・ミュンヘン対ユベントスは、バイエルンのホームでの初戦を2-0で終えた。データ上は17勝1敗とバイエルンは圧倒的優位に立った。過去の1敗はつい先日のベスト16でのバルセロナだ。ユベントスは得意のホームでバルサのように確率の壁を破ることができるだろうか。
マラガ対ボルシア・ドルトムントは、マラガのホームでの初戦を0-0で終えた。データ上は8勝17敗とややマラガが不利。ただ1点を取ればドルトムントは勝ち抜けには2点必要になる(1-1ではアウェイゴール差でマラガの勝ち抜けになるため)。ドルトムントは先制点を奪っても安心はできない。緊張感のある試合になるだろう。
レアル・マドリー対ガラタサライは、マドリーのホームでの初戦を3-0で終えた。マドリーの優位かと思いきや過去の成績は3勝2敗。母体数が少ないので一概には言えないが、そこまで安心できないスコアであることがわかる。ガラタサライはホームに強い。厳しい戦いになるのは間違いないが、逆転の可能性はある。
ベスト8は今日9日深夜と明日10日深夜に行われ、いよいよベスト4が決定する。
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