岡崎と酒井は奮闘するが…
7日、ヨーロッパリーグ(EL)のベスト16の1stレグが行われた。シュツットガルトはホームでラツィオと対戦。日本代表の岡崎慎司、酒井高徳は共に先発フル出場を果たした。
まず試合の流れを掴んだのはシュツットガルト。酒井のスローインを受けたゲントナーがクロスを入れると、それに岡崎が飛び込む。ヘディングシュートは相手GKのマルケッティのファインセーブで惜しくもゴールならなかった。
その後もシュツットガルトのペースで試合は進むも、先制したのはラツィオ。21分、エデルソンに決められ、貴重なアウェイゴールをあげた。
後半に入ると、逆転したいシュツットガルトは攻勢に出るも、焦りからか、精度を欠いたプレーが目立つ。56分、ハーフウェーライン手前でボールを受けたナイジェリア代表のオナジがドリブル突破すると、センターバックのアルチュール・ボカが単純なフェイントにあっさりとかかり、独走を許してしまう。結局、オナジはGKと一対一になり、冷静に追加点を決めた。
【次ページ】ラツィオを押し込むもシュツットガルトは無得点