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Jリーグ 12年前

FC東京・ポポヴィッチ監督が語る日本サッカーの未来のために必要なこと

text by 編集部 photo by editorial staff

日本サッカーのために何が必要なのか?


ポポヴィッチ監督と森議長【写真:編集部】

――チームが強くなるために必要なこととは何でしょう?

「コンスタントに力を発揮するということ、それが必要になってくる。昨季、振り返ると、高いレベルでの試合もたくさんありましたが、そうではない試合もあった。高いレベルの試合を常に見せ続けなければならない。それが出来れば私たちが掲げている目標に近づけると思います」

――日本サッカー全体がもっと盛り上げるために、Jクラブはどんなサッカーをすべきだと思いますか? 昨季はやや守備的なチームが多かったような印象です。

「今言われた質問の中に答えが入っていると思いますね。守備的なチームは確かに多かったですが、もっと日本人の良さを活かして欲しい。日本人選手はクリエイティブだし、アジリティも持っている。だから自分たちの力を信じて、もっと攻撃的なサッカーが出来るようチャレンジして欲しい。

 もちろん、結果を出すことは大事ですし、私の仕事も結果に左右されます。だけど、それと同時に日本サッカー界に貢献するということが、私たちの仕事です。日本サッカーの未来を考えたときに、どういうサッカーがいいかと考えれば自ずと答えは見えてきます。繰り返しになりますが、日本人の良さを活かしてより攻撃的なサッカーを目指すことが、日本サッカーのためになると私は考えています」


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