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長友佑都 12年前

インテル・長友佑都が地元紙で酷評される理由

17日、セリエA第25節でフィオレンティーナ対インテルが対戦し、4-0でホームのフィオレンティーナが勝利した。インテルが大敗した要因とは何か? またチームの結果に伴い、地元紙で酷評された長友佑都のパフォーマンスは本当に悪いものだったのだろうか。

text by 神尾光臣 photo by Kazuhito Yamada

長友は3試合連続でスタメン出場

 17日、セリエA第25節でインテルはアウェーでフィオレンティーナと対戦し、長友はフル出場を果たした。ただ、試合は4失点で大敗。長友も途中からはMFにポジションを上げられたものの、流れを変えることはできなかった。

 3試合連続で、4バックの左サイドバックとして先発する。木曜日のEL、CFRクルージュ戦から中2日だが疲れは見せない。

 対面には俊足を誇るコロンビア代表MFのクアドラードがいたが、左ボランチのコバチッチと連係し良く抑えていた。攻撃でも見せ場を作り、4分と26分にはオーバーラップから正確な左クロスを放っていた。

 ただ、チームは逆サイドを崩される。このところインテルが右からやられていたことをスカウティングしていたのか、フィオレンティーナはこのサイドに人数を掛けて流れを掌握。

 そしてインテルは13分、左クロスをリャイッチに頭で合わせられ先制点を許した。

 ストラマッチョーニ監督は中盤に修正を掛けるも流れは変わらず、30分にはコバチッチがヨベティッチにボールを奪われ、そのままミドルをねじ込まれるという不運にも遭遇した。

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