賭け率では意外にもバレンシア優位
12日、チャンピオンズリーグのベスト16のうち2試合が行われる。セルティック対ユベントス、バレンシア対パリ・サンジェルマンだ。ユベントス、パリ・サンジェルマンの2チームの勝利を予想する人が多いのではないだろうか。
ユベントスはアントニオ・コンテが監督に就任以降、確実に力を付けてきた。昨季はリーグ優勝し、今季も首位を走る。試行錯誤の末、行き着いた3-5-2がピタリとはまり、グループステージでは昨季王者チェルシーを叩きのめしている。
大手ベッティングサイトの賭け率も予想通りだ。bwinではセルティックの勝ちが4.50、引き分けが3.50、ユベントスの勝ちが1.78(午前4時現在)。ウィリアムヒルでも4.50、3.40、1.83と大きくリードしている。
一方のパリ・サンジェルマンは言わずと知れた金満クラブで、カタール人オーナーの買収以降、ラベッシ、パストーレ、チアゴ・シウバ、そしてイブラヒモビッチなどスター選手を次々と獲得してきた。昨季はリーグ優勝こそ逃したものの、今季は首位を維持し、グループステージでも1位突破。加えて失点数3は全32チーム中単独トップの成績だ。
だがしかし、賭け率では振るわない。bwinではバレンシアの勝ちが2.35、引き分けが3.25、パリ・サンジェルマンの勝ちが2.95(午前4時現在)。ウィリアムヒルでも2.30、3.20、3.20と劣勢だ。
アウェイの試合という点ではユベントスと同じ。また、バレンシアは近年ではセルティックより実績のあるクラブだが、今季に限ればネガティブな要素の方が多い。