宇佐美は周囲との連携に課題を残す
乾はその後も左サイドで得意のカットインからのドリブルでチャンスを作り、71分に交代。ベンチへ下がるときに観客から贈られた拍手が、フランクフルトにおける乾の重要度を物語っている。
一方の宇佐美は、ディフェンスを何人も引き連れてドリブルし、スルーパスを出すなどホッフェンハイム攻撃陣を牽引。しかし、味方が決めきれず、またボールを持ったときの味方の動き出しが悪かったこともあり、得点を演出することができなかった。結局70分に退いている。
宇佐美の課題は味方とのコミュニケーションだ。せっかくチャンスを作っても、フォローが少ないことが多い。連携に磨きをかければ、さらに宇佐美の良さが活かされることになるだろう。
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