補強面と総合力それぞれの診断結果
バレーを獲り逃したのは確かに痛手だが、多くの経験豊富な選手が加わったのはJ1を戦う上ではプラス材料となる。もちろん、年齢的な面での不安もあるが、特にFC東京で城福監督の指導を長く受けた羽生は、戦術理解度も高く、チームにとって大きな補強になったと言える。
昇格組らしく、選手の出入りが激しいシーズンオフとなった。新加入のブラジル人選手二人の力も未知数であり、総合的なチーム力の判断は厳しいものにならざるを得ない。本文にもある通り、新加入の選手たちがどれだけチームに影響を与えられるか、そして既存選手たちとの化学変化を起こせるかによって、今季の戦いは大きく変化するだろう。
昨シーズン城福監督が築き上げた安定感のあるディフェンスをベースに、新たに構築する攻撃のパターンを、どれだけ精度を高めていけるかが鍵になる。(診断は編集部 ※それぞれA~Eランクで診断)
※編集部より
本来はACL組の柏レイソルの補強診断をお届けする予定でしたが、谷口と狩野の獲得が発表されたことを受け、順番を入れ替えて掲載いたしました。