長谷部は久々のベンチスタート
日本代表の長谷部誠は久々のベンチスタート。68分にトレーシュに代わってボランチとして出場すると、ペリシッチが退いた後は右サイドハーフへポジションチェンジ。対面したシュツットガルトのトラオレを抑えこみ、高いユーティリティ性を改めて示した。
一方の岡崎慎司は1トップとして先発出場。しかし、攻撃陣が停滞したためか、なかなか岡崎までボールが来ず、また岡崎自身も決定機にシュートを浮かしてしまうなど低調なパフォーマンスだった。
シュツットガルトはサイドを崩しきれず、中央から無理にこじ開けようとする単調な攻めに終始。酒井高徳は出場停止中だったが、彼がいれば左サイドからより多くのチャンスを演出できただろう。
途中出場で勝利に貢献した長谷部、フル出場した岡崎よりも、出場していない酒井の存在感の大きさを感じさせる一戦であった。