フェイエノールトで活躍した小野伸二【写真:Getty Images】
欧州サッカー連盟(UEFA)は、鹿島アントラーズのクラブ・ワールドカップ決勝進出を祝福し、公式サイトで欧州における日本人選手の活躍についての特集を組んでいる。
現在日本で開催中のクラブW杯に開催国王者として出場した鹿島は、準決勝で南米王者アトレティコ・ナシオナルを下し、アジアのチームとして初の決勝に進む快挙を成し遂げた。18日の決勝では欧州王者レアル・マドリーと世界一を争う。
UEFA公式サイトでは、「欧州を揺るがした日本人選手たちを祝福する」として、同連盟主催の大会における日本人選手の通算成績のランキングを掲載している。
欧州のクラブ最高峰の大会であるチャンピオンズリーグ(CL)の通算出場数(予選含む)では、シャルケのDF内田篤人が通算31試合でトップ。ボルシア・ドルトムントのMF香川真司が24試合、元セルティックのMF中村俊輔が19試合で続いている。4位には本田圭佑と小野伸二が11試合で並ぶ。
CLにおける得点数では本田と香川の通算3点がトップ。ヤング・ボーイズのFW久保裕也と、中村、小野はそれぞれ2点を記録している。
ヨーロッパリーグや前身のUEFAカップなども含めると、通算出場数は香川が44試合でトップとなり、内田は40試合。ローマなどでプレーした中田英寿氏が33試合で続く。4位の小野伸二(32試合)に続き、アストラ・ジュルジュの瀬戸貴幸が29試合で5位に入っている。
UEFA主催の大会を全て含めての通算得点数は香川が10ゴールで単独首位。本田と稲本潤一、小野、そしてエストニアでプレーする和久井秀俊が通算5ゴールで続いている。さらに、日本人として初のUEFA主催タイトルを勝ち取った選手として、2002年にフェイエノールトでUEFAカップ優勝を経験した小野の名前が挙げられている。
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