リバプールのディボック・オリギ【写真:Getty Images】
リバプールのベルギー代表FWディボック・オリギは、過去にマンチェスター・ユナイテッドやバイエルン・ミュンヘンからの誘いを断ったと明かしている。9日付の英紙『ミラー』などが同選手のコメントを伝えた。
現在21歳のオリギは2015年夏にリバプールでのプレーをスタート。定位置を確保するには至っていないが、ここのところ公式戦3試合連続でゴールを記録するなど好調を維持している。
オリギは2010年に15歳でフランスのリールの下部組織に加入したが、その際にユナイテッドなどからの誘いを断ったとのことだ。「その年はすごく好調で、たくさんのスカウトが父のところに来ていた。マンチェスター・ユナイテッドや、イタリアやドイツの複数クラブが契約を望んでいたと聞いた」と明かしている。
だがリールの練習場を訪れたオリギは、同じベルギー代表の現チェルシーMFエデン・アザールが飛躍を遂げた場所であることも考え、若手の育成に定評のあるリール入りを選んだとのことだ。
その見通しのとおりリールで頭角を現したことで、「あらゆる場所からオファーが届いていた。バイエルンもそうだし、そういったクラブの全てが興味を持ってくれていた」とオリギは語る。だがリバプールを訪れて当時のブレンダン・ロジャース監督と話をし、自分に合うクラブだという結論に達したと振り返っている。
現地時間11日に行われるプレミアリーグ第15節のウェスト・ハム戦では、オリギは4試合連続のゴールを狙う。このままリバプールで活躍を続け、クラブ選びが正しかったことを証明したいところだろう。
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