フラムでプレーする16歳のサイドバックをめぐって、プレミアリーグのビッグクラブが争奪戦を繰り広げている。英紙『デイリー・ミラー』が伝えた。

　マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リバプールが関心を示しているのは、ライアン・セセニョンだ。同選手はフラムの下部組織で育った左サイドバックで、すでにトップチームでプレーしている。現レアル・マドリーのMFガレス・ベイルと比較する声があるほどのタレントだ。

　フラムは現時点でセセニョンを手放すつもりがなく、プロ契約を交わすことで流出を避けたい考えだ。しかし、その前に引き抜きを実現させたいというのがビッグクラブの思惑である。

　特にシティは強い関心を示しているようだ。バカリ・サニャ、パブロ・サバレタ、ガエル・クリシ、アレクサンダル・コラロフと、左サイドバックをこなせる人材はいずれもベテランの域に入っていることが影響しているだろう。

　セセニョンはイングランドで最も有望な若手の一人と評価されている。熾烈な争奪戦を制すのはどのクラブだろうか。

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