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クロップ、キャッチミスした新守護神を擁護「GKにとって簡単な状況ではなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ユルゲン・クロップ ロリス・カリウス
ユルゲン・クロップ監督(左)とGKロリス・カリウス(右)【写真:Getty Images】

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は、ボーンマス戦で致命的なキャッチミスをしたGKロリス・カリウスを擁護した。4日付の英紙『デイリー・ミラー』が報じている。

 現地時間4日にプレミアリーグ第14節の試合が行われ、リバプールはボーンマスと対戦した。この試合の後半アディショナルタイム、ボーンマスのMFルイス・クックがエリア外から放ったミドルシュートをカリウスがキャッチし損ねると、そこに詰めていたDFナタン・アケがそのボールを奪ってゴールネットに押し込んだ。結局このゴールが決勝点となり、リバプールは3-4で逆転負けを喫している。

 このミスを受けて、リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏は、今季加入した23歳のカリウスに対し「彼はまだ一度も私を納得させるプレーをしていない」と述べると、「まだ早い段階だが、今後彼は大幅な改善を必要とするだろう」と批判した。

 するとクロップ監督は、このキャラガー氏の批判に対して「問題ない。ミスをすれば批判されるのは当然だ」と返答。しかし、「キャラガーも現役時代に誰かから批判を受けたことがあるのは間違いない」と反論し、カリウスを擁護している。

 また、クロップ監督は、ボールを拾ったアケの最初のシュートをカリウスがセーブしていることについても言及。しかし、その後に跳ね返ったボールが再びアケの足元に流れて押し込まれたとして、カリウスは不運だったと述べた。

「最後のゴールはGKにとって簡単な状況ではなかった。GKとしてのロリスについて言うことは何もない。よくあることだ」

 この試合で16試合ぶりの黒星を喫したリバプールは、3位に順位を落としている。

【了】

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