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またも勝てなかったマンU、プレミアリーグ設立以降で”最悪のスタート”に

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 現地時間27日に行われたプレミアリーグ第13節のウェスト・ハム戦に引き分けたことで、シーズンのこの時点でのマンチェスター・ユナイテッドの成績は1989/90シーズン以来で最悪のものとなった。27日付の英紙『インディペンデント』などが伝えている。

 下位に低迷するウェスト・ハムをホームに迎えたユナイテッドだが、開始直後に先制点を許してしまう。21分にはFWズラタン・イブラヒモビッチのゴールで同点としたが、そのままスコアは動かず、ホームでは4試合連続となるドローに終わった。

 前節まで12試合を終えて勝ち点19という成績は、2004年以来の過去12年間で最悪のものとなっていたが、またしても勝てなかったことで今季を下回る成績を見つけるにはさらに遡る必要が出てきた。13試合を終えての勝ち点20は、ユナイテッドにとって1989/90シーズン以来で最悪の成績となる。1992年にプレミアリーグが創立されて以来ではワースト記録だ。

 サー・アレックス・ファーガソン氏が率いていた1989/90シーズンのユナイテッドは、13試合を終えた時点で今季と同じ勝ち点20。最終的には13位でシーズンを終えている。翌1990/91シーズンも13節時点での勝ち点は20だったが、これは観客の乱闘事件により1ポイントを減点されたことによるもので、試合結果は勝ち点21に相当していた。

 ウェスト・ハム戦では、判定に怒りを募らせてボトルを蹴り上げたジョゼ・モウリーニョ監督が退席処分も受けており、今後ベンチ入り禁止の処分が下されることが予想される。首位チェルシーにはすでに11ポイントの差をつけられてしまったが、ここから巻き返すことは可能だろうか。

【了】

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