元イングランド代表のスティーブン・ジェラード【写真:Getty Images】
元イングランド代表のMFスティーブン・ジェラードは、リーグ1(イングランド3部)のMKドンズから監督就任の打診を受けたが断ったことを明かしている。23日に英メディア『BTスポーツ』に語った。
メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーでプレーしていた36歳のジェラードは、今季限りでの退団を先日表明。現役続行か引退かを含めて去就が注目される中、正式監督が不在となっているMKドンズの監督に就任する可能性が報じられていた。
だがジェラードは、MKドンズのピート・ウィンケルマン会長と「話をした」と認めつつ、監督就任には応じないことを明かした。「MKドンズの会長と話をしたが、他の誰かにとってすごくエキサイティングな仕事だ。僕にとっては少し早すぎるよ」とコメントしている。
今後の見通しに関しては、「次にどうするか、少し時間をかけて考えているところだ」とジェラードは話しており、引退するかどうかも含めて明言を避けた。現役を続行するのであれば、セルティックやニューカッスル、インテルなどが移籍先の候補として噂に上がっている。
一方、古巣リバプールでコーチとして指導者キャリアをスタートさせるのではないかとの見方もある。英紙『ガーディアン』は、ジェラードがリバプールのアカデミーでコーチとしての仕事を開始するのではないかとの見通しを伝えている。
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