LAギャラクシーを退団するスティーブン・ジェラード【写真:Getty Images】
元イングランド代表のMFスティーブン・ジェラードは、現役を引退する前に日本代表DF長友佑都も所属するインテルで最後の時間を過ごすこともあり得るのかもしれない。18日付の英紙『インディペンデント』が伝えている。
メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーでプレーしていた現在36歳のジェラードは、今シーズン限りでの退団を先日発表した。今後の去就は未定だが、17日にはイングランド3部リーグで戦うMKドンズの監督に就任する可能性があると英メディアで一斉に報じられた。
だが、インテル行きも一つの選択肢となる可能性が新たに報じられている。『インディペンデント』によれば、インテルは10月の時点でジェラードに関心を示し、獲得を打診するため接触を行ったのだという。1月から今季終了までの半年の契約を交わすというのがインテルの考えだとみられている。
その後、フランク・デ・ブール前監督からステファノ・ピオリ新監督へと指揮官が交代したことでインテルの意向が変わった可能性もあるが、ジェラードへの関心は「クラブ首脳レベル」のものだとされている。ジェラードにとっても、現在は低迷中とはいえ欧州の名門クラブでキャリアを終えることは悪くない選択肢ではないかと推測されている。
ジェラードが古巣リバプールでもギャラクシーでもつけていた背番号「8」はFWロドリゴ・パラシオが使用しているものの、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』はジェラードとの入れ替わりで同選手が1月にインテルを去る可能性もあると伝えている。
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