清武&原口がゴール
ゴールを決めた清武弘嗣【写真:田中伸弥】
【日本 2-1 サウジアラビア 2018年ロシアW杯アジア最終予選】
11月15日に2018年ロシアW杯アジア最終予選が行われ、日本代表はサウジアラビア代表と対戦。清武弘嗣などがゴールを決め、日本が2-1の勝利をおさめている。
ここまでUAE戦、タイ戦、イラク戦、オーストラリア戦と4試合戦い、2勝1分1敗の勝ち点7でグループ3位につけている日本。グループ首位のサウジアラビア代表と対戦する今回の試合は負けられない大一番となった。
そこでヴァイッド・ハリルホジッチ監督は大胆な策に出る。これまで主力として活躍してきた本田圭佑と香川真司を共にスタメン起用せずベンチスタートとした。今回の試合では久保裕也が先発出場を果たし、長友佑都も先発メンバーに復帰している。
試合開始して2分、日本は早いパス回しから相手の守備を崩し清武がシュートを放つ。GKモハンメド・アルオワイスに止められたが、これが日本の最初のシュートとなった。その後も前線からプレスをかけてボールを奪いチャンスを作る。
対するサウジアラビアも18分、左サイドから日本の守備をこじ開けると最後は背番号10を背負うモハンメド・アルサハラウィがシュートを放つ。これはGK西川周作が止めて相手にゴールを許さない。
直後の20分には、日本がカウンターからの早い攻めでサウジアラビアの守備を崩し、大迫が相手を背負いながら反転してシュートを放つ。22分にも久保裕也がフリーとなってシュートを放つが相手にブロックされてしまう。それでも45分、清武が放ったシュートが相手のハンドを誘いPKを獲得。これを清武自ら決めて日本が先制する。
後半に入るとハリルホジッチ監督は本田や香川などを投入した。すると80分、日本はサウジアラビアの守備を崩し最後に原口元気がゴールを決めた。原口は最終予選史上初の4戦連続ゴールとなっている。ただ試合終盤に1点を決められてしまった。結局、日本は2-1の勝利をおさめている。大一番を制した日本にとっては6大会連続のW杯出場に向けて弾みがつく勝利となった。
【得点者】
45分 1-0 清武(日本)
80分 2-0 原口(日本)
90分 2-1 オマルイブラヒム・オスマン(サウジアラビア)
【了】