ドルトムント練習参加が予定されるウサイン・ボルト【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのヨアヒム・ヴァツケCEOは、“人類最速の男“ウサイン・ボルトが同クラブの練習に参加することを予定しているのは事実だと認め、歓迎する姿勢を示している。13日付のドイツ紙『キッカー』が伝えた。
マンチェスター・ユナイテッドの熱烈なファンとしても知られるボルトは、陸上選手引退後にサッカー選手としてのキャリアを開始することを「真剣に考えている」として、ドルトムントの練習に参加する予定だとイギリスメディアのインタビューに話していた。
ヴァツケCEOはこの話が「ジョークではないし、マーケティング目的の話でもない」とコメント。ボルトとドルトムントの共通のスポンサーであるプーマのCEOを通して数週間前に話が持ちかけられ、「もちろん何も問題はない。(トーマス・トゥヘル)監督も歓迎している」と練習参加を受け入れたという。
ボルトの練習参加の具体的な日程は決まっていないものの、ミッドウィークにチャンピオンズリーグの試合が行われるような忙しい週ではなく、練習日程に余裕のある際に実現する見通しだとヴァツケCEOは話している。「嬉しく思っている。我々にとっても名誉なことだ」と語った。
ユナイテッドでプレーすることが夢だというボルトだが、日本代表MF香川真司らのチームメートとしてドルトムントで選手としてプレーする可能性もあるのだろうか? その可能性については、ヴァツケCEOは「話す必要のないことだ」として言葉を濁している。
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