ハンブルガーSVに所属する酒井高徳【写真:Getty Images】
日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVが危機的状況に陥っている。クラブは100年以上の歴史があり、1963年にブンデスリーガ創設以降1度も2部に降格したことがない。10節を終えた時点で一度も勝利がなく危険な状態が続いている。
ハンブルガーSVの前身となるクラブは1887年に創設された。1914年に名前をハンブルガーSVに変更しているが、1887年を創設年としている。ドイツ・ハンブルクに本拠地を置く伝統あるクラブで、これまでにブンデスリーガ優勝やDFBポカール優勝、チャンピオンズリーグ優勝などを経験したことがある。
昨季は10位でシーズンを終えたが、今季は開幕戦のインゴルシュタット戦で1-1と引き分けた後に第2節から5連敗。引き分けを挟み3連敗している。リーグ最少の4得点と苦しんでいることもあり、酒井を中盤で起用、3バックを採用するなどして改革を図ったが、反対に守備が崩壊する事態となった。このままの状態が続けば、チーム初の2部降格という屈辱を味わうことになるかもしれない。
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