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香川、攻撃の積極性が課題に。独紙も低評価「ほとんど前方への道を見出せず」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】

 現地時間29日にブンデスリーガ第9節の試合が行われ、ドルトムントはシャルケと対戦し0-0の引き分けに終わった。日本代表MF香川真司はインゴルシュタット戦に続いて先発出場を果たしている。

 共にルール工業地帯に本拠地を置き、伝統的な一戦として知られるレヴィア・ダービーだが、今回はどちらも慎重な戦い方をしていた。ドルトムントは後半に入ってようやくチャンスが増えたものの、ゴールに結びつけることはできていない。

 香川は中央の位置でボールを左右に散らす働きをしたが、チャンスに直結するパスはほとんど通せなかった。これに対して独紙『ビルト』は香川に「4.0」の採点をつけている。同じく見せ場のなかったユリアン・ヴァイグルにも「4.0」をつけ、他の選手には「3.0」の評価を与えた。(ドイツの採点は「6」が最低で11段階に分けて表され、数字が小さいほど評価が高いことを意味する)

 独紙『ルール・ナハリヒテン』は香川に「4.5」の採点をつけた。クリスチャン・プリシッチも同様の採点をつけ、チーム最低点となっている。

 一方で、独紙『デア・ヴェステン』は香川に「3.0」の評価を与え、寸評では「ほとんど前方への道を見出せなかった。攻撃的MFは多くの場合、後ろ向きな姿勢を見せた」とのコメントを載せた。

【了】

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