大迫勇也【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ1部のケルンは20日、日本代表FW大迫勇也との契約を2020年夏まで延長したと公式に発表した。
2014年に2部の1860ミュンヘンからケルンに加入した大迫は、今季で在籍3シーズン目を迎えている。これまではなかなか結果を残せず苦しんでいたが、今季は絶好調でチームの攻撃をけん引。7試合出場で2得点を挙げるだけでなく、他の選手の3つのゴールを演出するなど大黒柱へと成長した。
大迫はケルンとの契約延長に際しクラブ公式サイトにコメントを寄せ、「僕らは素晴らしいサッカーをしているし、僕個人としてもチーム内に居場所を見つけられた。それが契約延長を決めた理由。ケルンはドイツのビッグクラブであり、日本でも興味と共感を呼んで同じように思われている。家族もここでの生活に非常に満足している。このクラブに残れて幸せ」と喜びを語っている。
ペーター・シュテーガー監督も「ユウヤや多様なスキルを持った素晴らしい選手。彼と共に働くことができて光栄だ。彼のテクニックやダイナミズム、スピードは我々の攻撃において重要な要素で、これまでのプレーでチームにとってどれほど価値の高い選手であるかを示してきた」と大迫を絶賛する。
来月のロシアW杯予選に向けて日本代表への復帰が取りざたされるなど、充実したシーズンを送っている大迫。契約延長で将来への不安がなくなり、より安定したハイパフォーマンスでゴールを量産してくれそうだ。
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