今季限りで現役引退することになった森崎浩司【写真:Getty Images】
J1リーグのサンフレッチェ広島が20日、35歳のMF森崎浩司が今シーズン限りで現役引退することを発表した。それに伴い、10月29日(土)のアビスパ福岡との試合後に現役引退セレモニーを開催する予定となっている。
森崎浩司は同クラブに所属する双子の兄・森崎和幸の弟にあたり、佐藤寿人や佐藤勇人と同じく双子のプロサッカー選手だ。
広島の下部組織で育ち、2000年にトップチームに昇格。2004年5月に行われたセレッソ大阪との試合では兄・和幸とアベックゴールを決めていた。今季は現在までにリーグ戦3試合に出場している。
森崎浩司は広島のオフィシャルサイトを通じて「今は一言では言い表せない気持ちですが、まずはこれまで関わってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。現役を引退することは僕自身、寂しいですが、今まで精一杯頑張ってこられたので悔いなく引退することができると思います。
プロ入りしてから17年間、ユース時代を含めると20年間、サンフレッチェ広島でプレーしてきました。長い間支えてくださり、本当にありがとうございました。正直、今はあまり言葉が出てこないので、アビスパ福岡戦後のセレモニーで皆さまへしっかりと感謝の気持ちを伝えたいと思います」と、コメントを発表している。
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