日本代表のスタメンが発表された(写真はUAE戦のもの)【写真:Getty Images】
【日本-イラク ロシアW杯アジア最終予選 第3戦】
日本代表は、ロシアワールドカップアジア最終予選で対戦するイラク代表のスターティングメンバーを発表した。
香川真司はベンチスタートとなり、トップ下は清武弘嗣が務めることになりそうだ。香川が先発落ちとなるのはハリルジャパンでは4度目のことで、A代表デビュー以降の最終予選では自身初となる。
岡崎慎司はこれまでA代表で49得点を記録しており、この試合でゴールを決めれば通算50得点到達となる。これまで通算50得点に到達したのは釜本邦茂氏(76試合75得点)と三浦知良(89試合55得点)の2人しかおらず、達成すれば岡崎は史上3人目の選手となる。
なお、招集されたメンバーは25人だったため、植田直通と永木亮太(ともに鹿島)がベンチ外となった。キャプテンは長谷部誠が務める。
イラク戦のスターティングメンバーは以下の通り。試合は19:35分キックオフ予定。
▼GK
12.西川周作(浦和レッズ)
▼DF
6.森重真人(FC東京)
19.酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
21.酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)
22.吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
▼MF
4.本田圭佑(ミラン/イタリア)
7.柏木陽介(浦和レッズ)
13.清武弘嗣(セビージャ/スペイン)
17.長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
▼FW
8.原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
9.岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は試合前日会見で、「最終予選では素晴らしい試合をするだけではダメだ。本当に素晴らしい試合をしなければならない」と勝利への意気込みを見せている。
前回ホームで開催されたUAE戦は逆転負けを喫しているだけに、これ以上勝ち点を落とすわけにはいかない日本代表だが、ハリルホジッチ監督は“プレッシャー”を歓迎している。
「日本にはそれほどプレッシャーがないと思う。私は様々なチームを率いてきたが、他の国では10倍のプレッシャーがあった。プレッシャーがあることはいいことだ。より強く、よりモチベーションを上げてくれる」
日本はFIFAランキング56位なのに対し、最終予選で2連敗中のイラクは同128位。1993年の“ドーハの悲劇”(記録上は2-2の引き分け)以降、6戦全勝を維持している。
【了】