先制点を挙げた高木俊幸【写真:Getty Images】
【浦和レッズ 4-0 ガンバ大阪 J1 2ndステージ第14節】
明治安田生命J1リーグ2ndステージ第14節が1日に行われ、ステージ優勝、CS出場の行方を占う大一番、浦和レッズ対ガンバ大阪が行われた。
浦和はサンフレッチェ広島に3-0と勝利し、CS進出を決めた前節から2人変更。関根貴大が出場停止。怪我から槙野智章が復帰し、遠藤航もスタメンに名を連ね、森脇良太と3バックを組む。
G大阪の方も金正也が出場停止。今シーズン初出場の西野貴治がその穴を埋める。遠藤保仁がスタメンに復帰し、井手口陽介と中盤の底でコンビを組んだ。
序盤から浦和がボールを保持すると試合は6分にいきなり動く。右サイドを浦和らしいコンビネーションで崩すと深い位置から武藤雄樹が折り返す。このボールを高木俊幸がしっかりと決めて先制。高木は2試合連続ゴールとなった。
一方のG大阪はなかなかシュートまでに至らず、結局前半はシュート1本に終わる。1-0浦和リードで前半を折り返す。
後半開始から藤本淳吾を投入し、攻撃の活性化を図るG大阪だったが、50分に浦和に貴重な追加点が生まれる。
バイタルエリアでボールを受け、フリーで前を向いた武藤が左足を一閃。西野に当たり、軌道が変わったボールはネットに吸い込まれた。
さらにG大阪に追い打ちをかけるように58分には槙野ともつれたアデミウソンに対してレッドカードが提示され、一人少なくなる。
83分には宇賀神、87分にはズラタンがそれぞれゴールを挙げた浦和が結局4-0と快勝を果たした。
浦和はこの勝利で対G大阪戦の連敗を4でストップ。今日の夜に行われる川崎フロンターレをこの時点では上回り年間順位で暫定首位に。2ndステージでの首位もしっかりとキープをした。
G大阪は残り3試合で年間順位の3位鹿島アントラーズとの勝ち点差が8、2ndステージ首位の浦和との勝ち点が7となり、CS出場権獲得は厳しい状況となった。
【得点者】
6分 1-0 高木俊幸(浦和)
50分 2-0 武藤雄樹(浦和)
83分 3-0 宇賀神友弥(浦和)
87分 4-0 ズラタン(浦和)
【了】