元湘南ベルマーレのアレックス・ムラーリャ【写真:Getty Images】
ブラジルサッカー連盟は16日、来月のロシアW杯南米予選に向けた招集メンバー24名を発表した。日本の湘南ベルマーレでプレーした経験があるフラメンゴ所属のGKアレックス・サンターナも初招集されている。
アレックス・サンターナは2013年7月、コメルシアウからの期限付き移籍で湘南に加入。デビュー戦となった川崎フロンターレ戦では、PKの際に奇妙な”踊り”を披露し、FW大久保嘉人のキックミスを誘発したことが話題となった。
その後、半年で湘南を去ったアレックス・サンターナはミラソウ、フィゲイレンセを経て今季から名門フラメンゴに加入。日本での登録名とは異なり「ムラーリャ」と呼ばれる同選手は正GKとして定位置を確保しており、代表チームからも初めて声がかかることになった。
ドゥンガ前監督のもとで代表から外されていたパリ・サンジェルマン(PSG)のベテランDFチアゴ・シウバは、昨年夏のコパ・アメリカ以来となる復帰を果たしている。マンチェスター・シティのMFフェルナンジーニョやチェルシーのMFオスカル、バイエルン・ミュンヘンのFWドグラス・コスタ、リバプールのFWロベルト・フィルミーノらもチッチ現監督からは初となる招集を受けた。
今夏のコパ・アメリカでの早期敗退後に監督を交代し、再スタートを切ったセレソンは、チッチ体制の初陣となった9月のW杯予選2試合に連勝。首位ウルグアイと1ポイント差の2位に浮上している。10月には6日にホームでボリビアと、11日にアウェーでベネズエラとの対戦が予定されている。
今回招集されたブラジル代表メンバーは以下の通り(カッコ内は所属クラブ)。
▽GK
アリソン(ローマ)
アレックス・ムラーリャ(フラメンゴ)
ウェヴェルトン(アトレチコ・パラナエンセ)
▽DF
ジウ(山東魯能)
マルキーニョス(パリ・サンジェルマン)
ミランダ(インテル)
チアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン)
ダニエウ・アウベス(ユベントス)
ファグネル(コリンチャンス)
フェリペ・ルイス(アトレティコ・マドリー)
マルセロ(レアル・マドリー)
▽MF
カゼミーロ(レアル・マドリー)
レナト・アウグスト(北京国安)
パウリーニョ(広州恒大)
オスカル(チェルシー)
ウィリアン(チェルシー)
フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)
ルーカス・リマ(サントス)
ジウリアーノ(ゼニト)
フィリッペ・コウチーニョ(リバプール)
▽FW
ネイマール(バルセロナ)
ドグラス・コスタ(バイエルン)
ロベルト・フィルミーノ(リバプール)
ガブリエル・ジェズス(パルメイラス)
【了】