ミランのMF本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランが緊急事態にあるにもかかわらず、日本代表FW本田圭佑はベンチスタートとなりそうだ。7日付けの伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
現在緊急事態を迎えているミラン。MFユライ・クツカとFWエムベイェ・ニアンの2名を出場停止で失い、その上負傷者も続出していることから先日には本田にチャンスが回って来る可能性があるとみられていた。しかし、第3節もベンチスタートと予想されている。
ミランの問題は選択肢が限られている中盤だ。負傷中のMFアンドレア・ベルトラッチに加えMFアンドレア・ポーリの復帰も未だ難しいとみられており、さらに今夏に加入したばかりのMFマティアス・フェルナンデスも負傷者に仲間入りした。
これにより、MFマリオ・パシャリッチも未だ調子が万全でないことからMFホセ・ソサ、MFリッカルド・モントリーボ、MFジャコモ・ボナヴェントゥーラの3名の先発出場が確実視されている。
そこでヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、その3名に右サイドハーフを加えた4-4-2へ布陣変更することを考えているようだ。同布陣を採用していたシニシャ・ミハイロビッチ前監督には右サイドハーフで起用され続けた本田だが、モンテッラ監督の下では序列が下だとみられている。
この場合、右サイドハーフでの起用が予想されているのはMFスソだ。そしてFWバッカとFWジャンルカ・ラパドゥーラに2トップを組ませることになると予想されている。
緊急事態でもチャンスがもらえない本田。代表チームへの移動による疲労や時差も考慮されている可能性はあるが、果たして途中出場でもチャンスをもらうことはできるだろうか。
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