レアル・マドリーのルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのMFルカ・モドリッチは、「マドリーで引退したい」と強いチーム愛を語っている。29日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
母国クロアチアメディアのインタビューに応じたモドリッチは「いくつかのチームが私に興味を持ってくれたようだが、私自身がマドリー以外に興味がなかった。私の目標は、マドリーが私を必要としてくれる限りここでプレーすることであり、願わくはここで引退したい」とチームへの愛情を語る。
そして、マドリー不動のプレーメーカーは「全ての大会が重要であり、常にタイトルを勝ち獲ろうとプレーしている」と述べ、「だが、近年は国内リーグに手こずっている。もうリーガ制覇を4シーズン逃している。これはマドリーほどのクラブにとっては長すぎるくらいだ。流れを変える時だ」とリーガ制覇への想いを口にする。
この夏は大きな補強のなかったマドリーだが、これについては「ジネディーヌ・ジダン監督に100%同意している。チームのクオリティは非常に高いし、いい選手を取ってくるのは難しいことだ」と述べ、「その上、アルバロ・モラタ、マルコ・アセンシオたちも戻ってきた。今季は、彼らがチームを非常に助けてくれるだろう」とチームのクオリティに自信を見せている。
今季でマドリー5年目となるモドリッチ。今やチームに欠かせない存在となり、チャンピオンズリーグでは2度の優勝を経験済みだが、意外にもリーガ優勝は未経験だ。強いチーム愛を胸に、マドリーを久々のリーガ王者へ導けるか。
【了】